赤ちゃんの便秘で痔の症状が出る場合

赤ちゃんでも痔になるというのは、親になって初めて知る人が多いようです。
主に便秘に伴う痔で、固い便が肛門周りを傷つけてしまうことによります。
便秘に苦しんで泣き出した赤ちゃんのオムツに大量の出血があると、親としてはパニックになってしまいますね。
お尻が腫れたように見えることもありますが、単なる脱肛という可能性もあるので、冷静に対処しましょう。

単純な切れ痔は、便秘が解消すると共に自然と治癒します。
出血量が多いようなら、傷口に薬を塗ってあげましょう。
塗り薬は小児科を受診すると処方してもらえます。
根本的な対策としては、やはり便秘の解消が肝心です。
こまめな水分補給を心がけ、可能であれば離乳食にヨーグルトなどを取り入れてみましょう。
痔の症状を伴う便秘は便の固さが原因ですので、マッサージや綿棒等で無理に出そうとするのは避けた方が良いでしょう。
腸内で便をやわらかく保つ、作用の穏やかな便秘薬もありますので、医師に相談してみてください。

最後に、痔の症状と混同しやすい腸重積について知っておきましょう。
腸重責は、小腸の一部が大腸にもぐりこんでしまう病気です。
腸重責を1日以上放置すると、血液の行き届かなくなった部分の細胞が壊死するおそれもあります。

痔の出血は切り傷から出るサラサラの血液ですが、もしジャムのようにどろりとした血のかたまりや血便が出るようであれば、すぐに病院を受診してください。
ただし血便が出なくても、腸重積でないと言い切ることはできません。
赤ちゃんが本当に病気を原因とする腹痛で苦しんでいるとき、単なる便秘と混同しないためにも、普段の排便に気をつけておく必要があるのです。

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